おやつ習慣はなぜ100kcal未満にこだわるのか

おやつ習慣お試し4点セット

おやつ習慣の商品はすべて1袋100kcal未満になっています。
なぜこのような形にすることにしたのか。
それは「カロリーの摂取量がわかりやすいから」という単純な理由からです。

ではなぜ100kcalなのか。
それは厚生労働省が勧めている1日の間食での摂取カロリーが200kcalだからです

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food

おやつは1日の食事で充分に栄養やカロリーが摂取できて入れば、摂らなくてもよい
カロリーです。
しかし様々な理由により、間食を摂らなくてはならない場合、障害になるのは食べ過ぎです。
おやつに限らず食べ過ぎる事はよくないのですが、おやつは特に食べ過ぎになりがち
ですし、食べた後に罪悪感を持ってしまった経験がある方も多いかと思います。

そもそもおやつを食べ過ぎる理由とは何でしょうか?

まずは、おやつを食べると脳が快感を感じます。
快感を感じるとそれを記憶します。
そしてまた快感を得ようと脳内回路(報酬系)が働き
ドーパミンやβ-エンドルフィンという神経物質が分泌され
それが気分の高揚や幸福感を引き起こし快感を感じます。
おやつはほとんどが糖質を含んでいます。
糖質を摂取すると報酬系が刺激され、神経物質の分泌が促進されます。
この動機付けが「甘い物=快感」という記憶になり、繰り返し快感を得ようとして、おやつ
をやめられなくなってしまうのです。

それからもう一つ「ストレス」もおやつを食べ過ぎてしまう理由に挙げられます。
ストレスを受けると脳の指令で副腎皮質からコルチゾールというホルモンが分泌されます。
コルチゾールは血糖値を上昇させ、脂肪分解作用を促進させてエネルギー代謝を上げ、
ストレスに対抗しようとします。
慢性的にストレスにさらされていると、コルチゾールが分泌され続け脂肪分解作用が
促進され続けます。
そうすると次に身体が危機感を察知し、脂肪を蓄えようと脂質や糖質などを必要以上に
欲するようになり、おやつを食べ過ぎてしまう事に繋がるのです。

おやつを食べ過ぎないようにするには

このようにおやつの食べ過ぎには人間の脳や身体の仕組みに深くかかわっているのですが
やはり食べ過ぎは身体によくはありません。
そこで食べ過ぎないための工夫をいくつか紹介します。

1.温かい飲み物といっしょに食べる
  冷たい飲み物より温かい方がゆっくりと飲むことができます。
  そして水分をいっしょに摂ることで満腹感を得やすくなります。
  飲み物はノンシュガーのものにしましょう。
  食事もそうですが、おやつもゆっくりというのが大切です。

2.食べる前に食べる量を決める
  大きな袋に入っているスナック菓子などを食べる場合は、あらかじめ食べる量だけ
  皿などに出し、残りはしまってから食べ始めます。
  こうすると1袋全部食べてしまってから後悔する事はなくなります。
  また、食べ始める前に残りはしまってしまってあるので、簡単に続きを食べる事
  はできなくなっていますね。

3.ながら食べはしない
  テレビやスマホを見ながらや、雑誌を読みながら食べると延々食べ続けてしまいがちです。
  おやつを食べる事に集中し、ゆっくり味わいながら食べます。
  おやつを食べ終わるという事がはっきり意識できますし、食べる量を決めてあれば食べ過ぎ
  る心配はありません。

4.カロリーを計算する
  消費しきれなかったカロリーは脂肪として体に蓄えられてしまいます。
  自分に必要なカロリーを把握する事は、余計なカロリーを摂取するのを抑制します。
  おやつも最初から摂取するカロリーがわかっていた方が食べ過ぎませんね。

せっかくのおやつですのでいろいろ制限をしてしまうとおやつ本来の楽しみや、リラックス
効果が得られなくなってしまうのは本意ではありません。
食べ過ぎないための工夫として簡単なマイルールを作るといいですね。

おやつ習慣のおやつは食べ過ぎを防ぐためにどれも敢えて1袋100kcal未満としています。
食べ過ぎを防止する工夫で紹介した「2」「3」「4」は1袋のカロリーが初めからわかっ
ていると、とても実行しやすくなります。
そして、1袋全部を食べきってしまっても100kcalの摂取にしかなりませんし、食べ過ぎ
にもなりませんので、罪悪感を感じる事もありません。
1袋全部食べきるという行為はそれそのものが満足感を得る事にもつながります。

毎日のおやつにおやつ習慣を利用する事でおやつの時間が変わるかもしれません。
みなさまのおやつの時間を笑顔の時間にしてもらいたい。
これこそがおやつ習慣のこだわりであり願いです。